[音楽#1]音楽のセカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは
セカンドオピニオンとは、よりよい選択をするために当事者以外の第三者に全ての事情を話し、客観的な意見をもらう事 または その人を指します。
主に医療の現場で使われる用語ですが、私は音楽の分野でも、もっと使われて欲しいと考えています。もし、この文章を読んでいるのが中学生や高校生など未成年の方なら、なおさら知っていて欲しいと思う言葉です。
先輩や年上のセカンドオピニオン
例えば、仮にA先輩から何かを教えてもらっていたとします。でも、なかなかうまくいきません。そこでB先輩に同じ事を相談したらうまくできるようになりました。
だからといってA先輩が下手だとか、劣っているというわけでは必ずしもありません。その技術についてはB先輩が得意だっただけで、A先輩は他の技術についてもっと得意かもしれません。
そんな簡単に言わないで
ところで、「そこでB先輩に同じ事を相談したら」-文章だとサラッと書けますが、部活やサークルだと人間関係やら負い目やらあって、なかなか他の人に相談できなかったりするんですよね・・・私にも経験あります。
正直なところ「B先輩に聞いて、A先輩怒らないかな」と悩む時間はもったいないので、せっかくならC先輩にも同期のDさんにも、後輩のEさんにも聞いてみてはいかがでしょう。
人それぞれ手の形も、体つきも違うのですから、たった一人だけの意見や感想だけに戸惑って立ち止まるのは、正直もったいないと私は思います。
先生や指導者のセカンドオピニオン
とても勇気がいる事かもしれませんが、先生や指導者の言っている事が間違っているのではと思ったり、自分には合っていないのではと感じたなら、直接伝える前に他の先生を探して相談してみてはいかがでしょうか。
残念な話になりますが、部活を自分のものだと勘違いしている先生も、この世には存在するようです。コンクールの「金賞のために」という名目の下、必要以上にプレッシャーをかける事をよしとしたり、キツい言葉をぶつけ続けたり。
先生は先生で一生懸命なのかもしれませんが、私としては決して肯定できません。
音楽の先生が世界に一人しかいないわけではないのですから、辛い思いを引きずる前に、先生のセカンドオピニオンを探してみてはいかがでしょうか。
・・・そして、本来の先生や指導者とうまく折り合いをつけて、良い音楽生活を過ごす事が出来る事を祈っています。
あなたが指導する立場になったら
ぜひ、自分からセカンドオピニオンを見つけるよう最初に伝えてあげて下さい。相手が未成年ならなおさら、と私は思います。
自分の音楽は、自分のもの。誰かが作ったり押し付けるものでなく、少しずつ探して組み立てて、ようやく形になっていく事を伝えていただければ幸いです。
あなたの音楽が、よりよいものになりますように。