”ミニマリスト”実績解除【ケイデンス・オブ・ハイラル】 OnBeat “Minimalism”

2022-01-21

ごあいさつ

おやつの時間に、こんにちは。tmlb(たむらぼ)です。
今回はゲーム『ケイデンス・オブ・ハイラル』、実績の1つ”ミニマリスト”をビートONで解除する攻略記事となります。「自分でアレコレ楽しみたい」という方は、閲覧をお控えください。

なお今回の記事は、私がYoutubeで公開している動画を文章化したものです。実際にゲームをプレイしながら状況に応じて解説しています。合わせてご活用いただければ幸いです。

基礎知識

実績”ミニマリスト”とは?

実績”ミニマリスト”の解除条件は
「ダガーとショートソード以外の装備可能な壊れない武器とアイテムを一切拾わずにクリアする。」と書かれています。

実は、この実績の条件は少々不親切なため書き方を変更していただきたいなと私は思っています。一見すると「壊れない武器」と、消費アイテムを含めた全てのアイテムを拾ってはいけない超高難易度な実績に思えます。

しかし有志・同志の皆様の手によって検証がなされ、実際は「壊れない 武器とアイテム」を拾わない という条件である事がわかりました。とはいえ、拾った瞬間に実績が解除できなくなる過酷な条件であり、ある理由から難易度が高い事には変わりありません。(ただ理不尽ではないと思っています)


ノーマルモードでも解除が可能なため、ゲームオーバーになってもセーブさえしておけばコンティニューできます。上級者の方はハードコアモードでも構いませんが、私は全くオススメしません。

また、ノービートやシード値を使用しても解除可能です。ご自身のレベルに合わせて楽しみつつ解除できるモードをお選びください。ミステリーモードでも可能とは思いますが(未検証)、アイテムが全て?で表示されるため無理ゲーです。

拾って良い物、拾っていけないものとは?

拾って良い物

具体的なアイテムについて考えてみましょう。
まず武器について。初期装備以外で拾って良いのはガラス武器のみです。ポイズン~とか特殊武器系は使用できません。初期武器に関しては「拾ってない」ので使用できます(一休さんのとんちみたいですね)。

ショベル・たいまつ・ゆびわ・ブーツに関しては拾って大丈夫です(壊れるため)。この実績解除は装備をうまく利用するのが重要になってきます。特にフェザーブーツ・ジャンプブーツを使わないとデスマウンテン・ハイラル城に行きづらいため、お店で見かけたらメモしておきましょう。


消費アイテム全般も拾って大丈夫です(消費=壊れる扱いと思われます)。爆弾・ボムチュウ・巻物類が使えると有利にゲームを進められます。

ただし私自身は未検証です。もしよろしければ実際に消費アイテムを使用して実績解除が出来たという情報を発信していただければ幸いです。それらの情報が積もる事により信用性が上がり、後のプレイヤーの助けになります。

(動画収録時点では情報不足で、これらのアイテムを拾わず・使わずにプレイしています。結果的に爆弾を間違って拾ってしまいましたが使用せずクリアし実績を解除できました)


ちなみに回復のハートは拾えますのでご安心ください。もちろんルピーやダイヤ、小さなカギも拾えます。ビンで妖精を捕まえる事はできませんが、妖精に触れてライフを回復する事が出来ます。誤解のないようにお気をつけください。

四重奏の楽器や歯車、マップ・コンパス・大きな鍵といったイベントアイテム・ダンジョンアイテムも拾ってオッケーです。むしろ取得できないとクリアできません。

拾ってはいけない物

特に重要なものからリストアップすると

  • ハートのうつわ、ハートのかけら(=初期ライフ固定)
  • ぼうえんきょう(=マップの先がわかりづらく時間がかかる)
  • リュート(=オクターヴォ以外、ワープが不可能)
  • 各種特技(L、Rで使う各キャラの特技)
  • びん(=妖精・赤い薬が買えない、使用できない)
  • 弓矢、ロッド類(遠距離攻撃ができない)

となっています。
このリストが、そのままミニマリスト実績解除の難しい点になります。

  • 下突き
  • シュノーケル、ゾーラの水かき
  • オクターヴォのペンダント、ゴロンのペンダント
  • 地上で手に入るチャーム類

といった常時発動するアイテムも入手不可です。

誰が解除しやすい?

個人的には今回もオクターヴォが筆頭かと思います。メリット/デメリットは以下の通りです。

  • 【メリット】
  • 武器が黄金のリュート固定なので、操作などを間違ってNG武器を拾う心配がない
  • リュートを最初から持っているので、ワープが最初から出来る。というか、今回はオクターヴォしかワープが出来ません。
  • 動きながら攻撃できる
  • ボスが1体減る(今回は大事な要素です。他のキャラだとオクターヴォ戦があります。初期体力でオクターヴォで倒すのは意外と難しいです。)
  • 一人で複数キャラを操るガノン戦よりもラスボス戦がプレイしやすい(個人差あり)
  • 【デメリット】
  • 攻撃力不足(ちからのブーツ or ガラスの靴が常にほしいくらい)
  • ラスボスの対応を間違えると、それまでの時間が無駄になる
  • 爆弾妖精の処理がしづらい

この実績解除に関しては素直にオクターヴォで解除される事をオススメします。強キャラのゼルダでもワープが出来ないため面倒で時間がかかりますし、前述した通り初期体力でボスのオクターヴォを倒すのが難しいです。

実践編

前半

ゲームスタート

(オクターヴォ使用を前提に書いていきます)
ライフが少ないため、いつもより慎重に移動しましょう。”ぼうえんきょう”を取れないため、インコースを移動して多くのマップへ効率よく行きましょう。

基本的な進め方についてはノーマルモードと変わりませんので、難しいと思った時に見るノーマル攻略 その1難しいと思った時に見るノーマル攻略 その2をご活用ください。

いつもよりも攻撃力UP、防御力UP系の装備が重要となります。前半では守備力が上がる装備を重視してライフを高く保ちましょう。
後半は敵の攻撃力がアホみたいに高いので守備力を上げても即死する可能性が高くなります。自身の攻撃力が上がる装備を優先し、敵からの攻撃を受けないプレイが要求されると考えます。

オクターヴォ以外のキャラクターの場合、ガラス製の武器はボスラッシュ以降のために温存しておく事をオススメします。

一番の敵

この実績解除の一番の敵は自分です。
取ってはいけないアイテムをうっかり拾ってしまったとか、敵にダメージを与えられた際にノックバックしてアイテムを拾わされたとか、上に行きたかったのに入力ミスをして右に行ってしまったとか。そういった油断とか注意不足、うっかりミスを防ぎ続ける事が新しい重要な点になります。

うっかりミスを防ぐための第一歩は、拾ってはいけないアイテムに可能な限り近づかない事です。近づかなければミスもありませんし、何かあった時の猶予があります。

具体的には「拾ってはいけないアイテムの周り8マスには可能な限り寄らない」というルールを私は設けていました。

次に、どうしても近づかなければならない時の行動を予め決めておくと良いかと思います。アイテムのそばを通る前に、敵は全て倒しておく・壁を掘って違うルートを進めないか試す・実際に通る前にシミュレーションをするという3段階を決めていました。


他の具体的な例を出すとしたら「紫の宝箱には近づかない」という事が挙げられます。拾ってはいけないアイテムは紫の宝箱に入ってる事が多いです。ダンジョンB1を突破後の宝箱に近づかない事も重要となってきます。

ショップのアイテムを買う時も、操作ミスをしても良い位置を通って近づいて目的の物を購入するという二段階方式を取ると良いでしょう。
「いや、そんなミスしないでしょww」なんて思われるかもしれませんが、後半ほどミスが大きく響きます(経験者談)。後で泣くくらいなら、実績を解除するまでは同じような行動ができるよう意識しましょう。

なおケイデンス・オブ・ハイラルにはオートセーブが搭載されています。アイテムの入手は即オートセーブが行われますので、取得した瞬間で最初からやり直しになります。

ダンジョン内

ダンジョン攻略はライフが少ないため、じっくり戦略を取る事になると思われます。ザコ部屋で鍵を取るのが難しいので、可能なら地上や壁の中から必要数を取得すると良いでしょう。薬が買えないため、その分のルピーを小さな鍵にまわすのもアリです。

普段のプレイや他の実績解除でもそうですが、ハイラル城ザコ部屋には極力寄りたくないので、その辺りの計算も入れて動かれる事をオススメします。

ミニボスは強化版でなければ即死は無いと思います。初期体力で倒そうとするとミニボスの動きは把握しておく必要があると思われます。特にスタルフォスなど等速で動く敵には注意しましょう。

後半

ボスラッシュ

他の実績解除と同じく、(得手不得手あると思いますが)概ねゴーマとオーボエに苦戦させられると思います。念のため爆弾・ボムチュウを使用しないならグリオーケンの強化版も強いですが、オクターヴォなら倒せると思います(別キャラだと近接武器しか使えないので難しめです)。

どのボスも「ちからのブーツ」の有無で難易度が変わってくるので、可能なら店売りのブーツを確認しておきましょう。オーボエはアイアンブーツに変更してもOKです。
また巻物類も使いどころに困るので、「混乱の巻物」以外をボスで使っても良いでしょう。

その他、ボス攻略に関しては他記事もご参照ください。


オクターヴォ以外のキャラクターであれば、ため込んでおいたガラスの武器をここで使うのも1つの手です。特にガラスのヤリやフレイルがあるなら強化版グリオーケンがかなり倒しやすくなります。

ハイラル城

前述の通り、入口の燭台に火をつけないとダンジョンに入れません。そのうえファイアロッド・ソマリアの杖・ディンの炎・ファイアボールといったアイテム・特技が入手できないため、フェザーブーツかジャンプブーツの入手が必要になります。

(おそらくですが、ボムチュウでも可能だと思います)(記事執筆時、確実性にかけるため括弧付け)

攻略はノーマルモード時と同様なので、以前の記事をご参考にしていただければと思いますが、ライフが3しか無いうえに敵の数が多いので慎重に進みましょう。いつも以上に弓兵士にはお気を付けください。

同様にハイラル城のザコ部屋に行く事は死とほぼ同義です。敵の強化版にやられるというよりは、ライフに比べて敵の数が多すぎて処理がしきれない事が多いです。個人的には一切オススメしません。カギ3つを事前に準備しましょう。


オクターヴォ以外のキャラでは、VSオクターヴォのボス戦があります。爆弾・ボムチュウ・巻物類を使うなら、いささか楽になります。念のため使わない場合は、かなりの強敵なので装備を整えてから挑む事になるでしょう。

ガラス製の武器がある場合、VSオクターヴォで使うのもアリです。ただ、オクターヴォ戦はテンポが早く、ダメージを受けるギミックが多い(音符攻撃など)です。
例えば、4つの楽器の力を使い切り、#と♭の音符攻撃の波を乗り切った後に装備変更するといった小技も有効です。

ラスダン

突入前、赤い薬もハートのうつわも入手できません。
ラスダンでは全ての敵が高い攻撃力を持っています。ライフが少なく妖精が持てない今回の実績解除では敵全員が即死攻撃をしてくるものと思って行動しましょう。

オクターヴォでプレイしていると攻撃力不足に悩まされます。ノーマルモードであればゲームオーバーになっても戻されるだけなので、数回やり直せば突破はできると思いますが、必要に応じて装備を整えに戻るのも重要です。

オクターヴォ以外のキャラでプレイしている場合で、ガラス系の武器が余っていたら使い切ってしまいましょう。ガノン戦で他の仲間がガラス武器を装備すると不利になるためです。

※以下、ラスボス戦の項でオクターヴォのネタバレが一部含まれます。
 ネタバレをされたくない方は、ここでブラウザバックをお願いいたします。

ラスボス戦

ガノン戦

基本的な部分はノーマルと同様です。ただし初期ライフで戦ううえに、基本は近接武器で戦う事になります。

スピードスター解除の時と同じくガノン戦の仕様に注意しましょう(詳しくはスピードスターの記事をご参照ください)。

初期ライフのため、キャラクターの複数操作そのものがリスクになります。 爆弾を使うならダブルボム(私が勝手につけた名前)を使って2ダメージを与える方法や、ウィズローブやライネルの攻撃でガノンのバリアを解除する方法が有効です。

オクターヴォ編ラスボス

こちらもスピードスターの時と似ています。初期ライフなのでテンポについていけなくなって倒されるリスクが大きいです(特に第3形態)。

ただノーマルであれば何度でも挑戦できるため、ここまでこれたプレイヤーであれば数回のチャレンジで突破できるかと思います。ヘイストが使えないため、落ち着いてテンポに合わせて動きリフトを奪いましょう。

さいごに

前半はアイテムを取ってはいけないという特殊な状況で進み、後半は初期ライフでの突破が難しいという変わった実績解除となります。2日に分けても良いかと思います。
私は楽しんで解除できましたが、前半は集中力が必要になるのでストレスがたまる方もいらっしゃるかと。

どちらからといえば私は前半の方が苦手です。ボスラッシュでハートのうつわを間違えて取らないところまで終わってしまえば、あとは普通にプレイすれば良いだけなので精神的には楽になる印象です。


オクターヴォ以外でミニマリストの実績が解除できれば、かなり上手になると思われます。基本的にダガーやショートソードで進められるという事なので、この先のイヴやアリアを用いての実績解除において、かなり有利になります。

「腕試しをしてみたい、でもイヴやアリアには挑戦しづらい」と思っている方は、オクターヴォ以外でミニマリストの実績解除を目指してみるのはいかがでしょうか?

長文をお読みいただき、ありがとうございました。