[音楽#3]音楽活動でのコミュニケーション

2021-04-22

おはようございます、たむらぼです。今回は音楽活動におけるコミュニケーションのお話です。何かしらご参考になれば幸いです。

結論

無理に仲良くなる必要はない。でも挨拶や返事、団や音楽に関する事はきちんとしよう。

はじめに

前回[#2]のブログでは、音楽団体に所属すると、音楽を演奏するだけでなく「コミュニケーション・音楽・事務仕事」の3点がついてまわる事になるという話をしました。

今回[#3]では、この中の「コミュニケーション」について取り上げていきます。

なお、あらかじめお伝えしておきますが、私自身は、そこまでコミュニケーション能力が高くはありません。ここから先は、吹奏楽部や音楽サークルなどで人付き合いに悩む方へ、何かしらのヒントになればという内容です。

仲良くならなきゃ・・・だめ?

入学して、中学や高校の吹奏楽部や管弦楽部などに入部すると、どうしても周りとの距離感に馴染めなかったり、無理をしがちです。

もちろん、それが数日・数か月耐えられる人なら良いのですが、世の中にはどうにもそういった部分を突破するヒントがつかめなかったり、相談相手になってもらえる信頼できそうな先輩が見つからなかったりして孤立感・孤独感を抱える人もいます。私も、その一人でした。

ちなみに、ここがもっとこじれるとイジメに発展する可能性もあります。兆候があるようであれば、早めにその場を離れてから考える事をおすすめします。


さて、高校時代に3年間悩んだ私の結論から言えば、無理はしないのが一番です。部活に限らず人の集団は、結局は「個」の集まりで、それぞれ一人一人とは適切な距離感があると思います。

必要も無いのに常にご飯を一緒に食べたり、行きたくもない場所へパートで行ったり、話したくもない人と無理に話す必要はないのです。無理に連絡先を交換する必要もありません。しかし、それだと雰囲気だけが悪くなってしまいます。

そこで大事になってくるのは、必要なところで、きちんと答えることです。

まずは挨拶!

おはよう、こんにちは、こんばんは。

お疲れ様です、さようなら、失礼します。

ありがとう。

普段は全然喋らなくても、部屋に入ったり、目があった時には、きちんと挨拶をしましょう。相手が返事をしようがしまいが、自分は挨拶をきちんとしているだけで印象は全然違います。

返事をしよう

はい、いいえ、ちょっと待って、もう1回言って

返事は、きちんとするのも大事ですが、スピードも大事です。何か話かけられても、何も喋らないと「無視をされた」と勘違いされてしまう可能性が高くなります。

もう1つ、きちんと目を見て返事ができれば完璧です。苦手な人は、鏡を使ってちょっとずつ目線を上げる練習をすると良いでしょう。何事も練習は大事ですね。

音楽に関する事

団の人達に興味はなくとも、音楽をしたくて団体に所属している以上、音楽に関する事についてはきちんと会話するのが良いでしょう。

普段の練習で「ここはこうした方が良い」と指導されたら返事や質問を返したり、逆にアドバイスを求められて自分のやり方を教えたり。普段は積極的に交流していなくとも、必要な際にはきちんとやりとりをする事で、少なくとも孤立無援の状況になる事はないでしょう。

団に関する事

最後は、団に関する事です。事務仕事をする際はもちろんですが、「〇日の練習は休みます」だったり、合奏のための椅子並べをしてる際の「椅子2つください」であったり。

ちなみに、普段は全然話をしないけど、椅子並べや掃除などをササッとやると好感をもたれやすいです。※注 それを見て掃除を押し付けてくる人は、きちんと断りましょう。

さいごに

上記の内容が、少しでもヒントになれば幸いです。

あなたの音楽生活が、よりよいものでありますように。