ゼルダは何故、歳をとらなかったのか? / Why Zelda didn’t get old?

2021-04-22

※この記事は、上記動画の文章版となります。
動画では関連した映像や画像を載せていますので、そちらもご参考ください。

ごあいさつ

おはようございます、tmlb(たむらぼ)と申します。
今回は、ブレスオブザワイルドでゼルダが何故、歳をとらなかったかについて考察してみました。

もちろんですが、この動画にはブレスオブザワイルドの根幹にかかわる
ネタバレが非常に多く詰まっています。

ブレスオブザワイルドを未プレイの方、多かれ少なかれネタバレを避けたい方は
この先を絶対に見ず、納得するまでブレワイを楽しんでから再びお越しいただければ幸いです。

では、さっそく本題について考えていきましょう。

ゼルダは何故、歳を取らなかった?

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドは、主人公リンクが目覚める所から始まります。
プレイヤーはリンクを操作し、導かれ、たくさんの苦難に立ち向かい、そして本作の敵、ガノンを倒します。

ガノンを倒すと、リンクを導き続けてきたゼルダが出てくるのですが…出てきたゼルダは100年経ったはずなのに、なんと歳を取らず100年前の姿を保っていました。

エンディングまでたどり着いた多くの人が、100年前の人間であるゼルダが歳を取らなかった事に大きな疑問を抱いたと思われます。何故、ゼルダは歳を取らなかったのでしょうか。
この話を進めるには、先に厄災ガノンとリンクの話が必要です。

ガノンとリンク 2人の「敗れた者」

厄災ガノン

今作の敵、厄災ガノンは1万年前の闘いに敗れたあと力を蓄えます。

力を蓄えながら厄災ガノンは敗因を考えます。勇者の力か、姫の封印の力か。
そうして闘いの一番の敗因は、シーカー族が開発した神獣やガーディアンといった古代兵器であった事にたどり着きます。

厄災ガノンは100年前に再び現れて、前回の敗因であった神獣とガーディアン達を乗っとります。戦況が逆転しハイラル王国はなすすべなく滅亡しました。

その後、厄災ガノンは再復活のため、 繭のようなものをつくり力をたくわえます。
ゼルダは、この厄災ガノンの繭の中で封印の力を用いて復活を防ぎ続けていました。

リンク

リンクは100年前の厄災ガノン復活の際にゼルダを守るために闘い、そして息絶えます。ゼルダと、その側近であるインパ・プルア・ロベリーは 治療が可能とされる回生の祠へリンクを運びました。

シーカー族の作った回生の祠の装置、ここでは回生装置と呼称します。
これは古代エネルギーで動かしており大地の持つ自然エネルギー(生命の力)を分けてもらって、治療エネルギーに利用していると私は考えています。

回生装置

そのリンクは、ゼルダと同じく歳をとらなかったキャラクターです。
それは回生装置の効果によるものでした。

であれば、もう1つ回生装置または代わりになりそうな物があり、それにゼルダが入っていたのではないかと考えれば、ゼルダが歳をとらなかった理由になりそうです。

しかし、そのような物があるのでしょうか?
そこで私は、厄災ガノンが復活のためにたくわえていた力について着目しました。厄災ガノンはどんな力を、どのようにたくわえていたの考えてみましょう。

厄災ガノンが集めていた力とは?

自然エネルギー

厄災ガノンは、怨念の沼を通して各地から力をたくわえていたのではないかというのが私の考えです。

現代で怨念の沼が多く見える場所をまとめてみると、
タバンタの塔・アッカレの塔・底無しの沼・闘技場といった場所に多く見られます。
特に平原エリアの底なしの沼は、今回の考察にとって非常に重要な場所となりました。

底なしの沼をよく観察してみると、怨念の沼とスポンジ状になった地面が散見されます。
このスポンジ状になった地面は、例えば丘陵の塔エリアの終焉の谷という場所で広く散見する事ができます。

荒廃した土地が広がり、緑は非常に少ない事から
もしかしたら怨念の沼は、酸が金属を腐食させるように大地をえぐり自然エネルギーを
枯渇するまで吸い上げてしまうのではないかと私は考えました。

枯渇した土地

底なしの沼の他にもアッカレ地方ドクロ沼周辺や、マーロンの泉でも見る事ができます。
特にドクロ沼の周辺には非常に広範囲の荒廃した土地が広がっています。

また、水中には不気味な花も広がっており、元になった花を現実世界で調べてみましたが、あまり良い情報はありませんでした。(花に詳しい方の情報がございましたら、ぜひぜひコメント欄に情報をお寄せいただければ幸いです)

以上3ヶ所が、どのタイミングで怨念の沼によって枯渇させられてしまったのかはゲーム中に描かれておりませんが、少なくともドクロ沼に関しては1万年前だろうと私は考えています。

理由はヅナ・カイの祠がスポンジ状の地面の上に作られているからです。(ただし、大戦中なのか、封印後なのかは不明)

アッカレにあったもの

ドクロ沼付近の形状から考えると、ここはもともとヅナ・カイの祠と同じレべルの大地が広がっていたところに大量の怨念の沼が大地を腐食し、これだけの大穴をあけたのではないかと私は考えています。

なぜ、そんなに大量のエネルギーが必要だったのか。 自然エネルギーだけが目的だったならば怨念の沼を作るのはどこでも良いはずです。となれば、そこには何か理由があったはずです。

そこで私が思い出したのは、アッカレには古代エネルギー溜まりがあるという情報です。1万年前の厄災ガノンは、大戦中か封印された後かは不明ですがドクロ沼近辺にあった大量の古代エネルギーを求めたのではないでしょうか?

古代エネルギー

厄災ガノンは自然エネルギーだけでなく、古代エネルギーをも求めていたのではないかと考えました。おそらく現代でも、怨念の沼が残る場所にはまだ多くの古代エネルギーが残っており、それを吸い取っているのではないかと私は考えています。

また終焉の谷や、マーロンの泉が怨念の沼によって枯渇させられていた事から、過去にはその付近に古代エネルギーが存在していた可能性を示唆しています。

厄災ガノンが古代エネルギーを求めるその理由は、まだコントロールを奪っていないガーディアンや古代兵器を乗っ取り、さらに運用し続けるためと考えられます。

1万年前の敗北の原因がシーカー族の古代兵器であったことから、厄災ガノンが神獣やガーディアンを乗っ取ったのは先ほど述べた通りですが、厄災ガノンは、さらに自身にも古代兵器の力を組み込みました。これは、厄災ガノン戦で見る事が出来ます。

もう1つの回生装置

ここまで考えたところで、ふと私は思いました。自然エネルギーと古代兵器を取り込み、古代エネルギーで運用して自分自身の復活に利用する厄災ガノンは、まるで回生装置そのものです。

であれば、厄災ガノンの内部にいたゼルダは偶然ではありますが回生装置を利用していた事になります。 ゼルダが歳をとらなかった理由は、ここにあったのではないかというのが私の考えです。

もちろんですが、これはゼルダが封印の力を持っていたから可能でした。
そうでなければ、厄災ガノンにそのまま吸収されていた事でしょう。

新たな疑問

失われなかった記憶

ゼルダは偶然、もう1つの回生装置に入っていた。
そう考えると、新しく疑問が1つ生まれます。

彼女は、同じく歳を取らなかったリンクとは違い記憶を失う事はありませんでした。
なぜ彼女は記憶を失わずに済んだのか。次は、この点について考えてみる事にしましょう。

大厄災復活の日、ゼルダとリンクには以下の4つの違いがあったと考えられます。

1)リンクは瀕死の重傷を負っていたが、ゼルダは怪我を負っていない
2)ゼルダには封印の力があったが、リンクにはその力がない
3)リンクは回生の祠で永い眠りについていたが、ゼルダは眠っていたかが不明
4)リンクは自然エネルギーを分けてもらって回復したが、ゼルダは枯渇するほどの自然エネルギーを得ていた。 

リンクも、もしかしたら・・・

この中で皆様が気になるのは、やはり4)だと思われます。
厄災ガノンの繭と、得ていた力については先ほどお話した通りなのですが…

もしかしたら回生の祠のリンクも、この先何百年、何千年と植物が育たないくらい
はじまりの台地の自然の力を吸収しつづけて回復していたならリンクも記憶を失わずに済んだのかもしれません。

おわりに

もう1つの回生装置、そしてゼルダが記憶を失わなかった事については、あくまで私がゲーム内やマスターワークス等で得られた情報からの考察であり、ゲーム中で名言されていたわけではございません。

先日、ゼルダ無双 厄災の黙示録の発売が発表されました。
ブレスオブザワイルドで語られなかったシーンはもちろん、さらなる謎、さらなる考察のヒントや答えが出てくるのを私も楽しみにしています。

お読みいただきありがとうございました。