[考察#4]セレス平原の地形について[BotW]

2021-04-22

「みんなでコンプリート#6」の動画内でお話した、セレス平原の地形についての考察・・・というより、今回は雑談多めになります。

結論:リュウケツジュが生えている

セレス平原は奇妙な形をした何かがたくさんありますが、あれは地形ではなく「リュウケツジュ」と呼ばれる植物が生えています。


セレス平原って、どこ?

丘陵の塔エリアの中央には、セレス平原と呼ばれる広々とした大地が広がっています。

初回プレイ時から「何だろう。この地形はすごいな。何でこんなんなってんだ??」と不思議に思ってはいましたが、ゲームの先が気になっていたので特に調べる事もしませんでした。

今回、みんなでコンプリートを進めるにあたり、ようやく調べる事ができた次第です。

ヒントはチナガレ湿地帯

結論で既に書いているのですが、奥に見えているのはリュウケツジュという植物でした。小さいものもあり、オノ等で切ると薪になるとのことです。

私は、すっかり地形(岩など)が風化して、あのような形になったものとばかり思っていたので「世界 秘境」といったキーワードで検索して遠回りしてしまいました。

セレス平原の右上にはチナガレ湿地帯という物騒な名前の付いた場所があるのですが、これもヒントになっていました(チナガレ=リュウケツ)。

地球上にもあるの?

おそらくモデルになったのは、ソコトラ島のベニイロリュウケツジュ が元になっていると考えられます。英語では ソコトラ ドラゴンツリー と呼ぶそうです。

ソコトラ島は、国で言うとイエメン。アデン湾というところのすぐ近くにあり、現在は世界遺産登録されています。

このソコトラ島。古代には重要な貿易中継地となっており、1世紀の書物にもソコトラ島の事が書いてあるとか(そもそも1世紀の書物が存在するのもスゴイ事ですが・・・)。

なぜリュウケツジュと言われ、奇妙な形をしているの?

樹皮を傷つけると、血のような赤い色をした樹脂が出てきます。この赤い樹脂を乾燥させ、ドロップ状にしたものは「竜血」と呼ばれ、ソコトラ島の特産品として重宝されたそうです。

ソコトラ島の気候は非常に乾燥しており、農業がほとんど成り立たなかった事も関係している事でしょう。

この奇妙な形は、その気候と関係しています。ソコトラ島は、ほとんど雨が降りません。ですが季節と場所によっては、朝になると霧が発生します。

霧により葉っぱ(平たいとこの下側)に結露ができる → 結露した水を滴下する(落とす) → その水を根から吸収して育つ  このようにして出来上がったのが、あの奇妙な形のようですね。

おわりに

ブレスオブザワイルドを詳しく調べていくと、こういった植物や地名といった知識にたどり着くというのは今までのゼルダには見られなかった部分で、ゲームの作り方としても非常に興味をそそられます。

セレス平原の他にも、地球上の何かが元ネタになってゲームに描出されているものは他にも見受けられるようですので、今後も出来る限りご紹介できればと思っております。最後までお読みいただき、ありがとうございました。